目黒区鍼灸師会/公益社団法人東京都鍼灸師会目黒支部

2019/2/18 めぐろ子育て交流ひろば

「めぐろ子育て交流ひろば0123」報告

2019年2月18日月曜日10:00-14:00

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目黒区合同庁舎大会議室・A-C会議室にて子育て交流イベントがありました。今回は、伊藤、桑田、永田、林、樋口、三嶽、山内の7名の会員が参加致しました。区内の子育てを応援する団体が企画と運営を行う事業で、子育て中の保護者への様々な情報提供、体験、相談、交流の場となっております。
 来場者:大人258人、子ども207人(ベビーカー99台)でした。その中で、当会は「パネル展示」「実演ステージイベント」「個別相談コーナーとワークショップ」と3つ全てを行わせて頂けた団体でした。開場とともに始まる前から、体験コーナーを見に来られたお母さまもおられました。
 10:40-11:00コロコロはり教室におきましては、約35組の親子に参加頂きました。
てい鍼やローラー鍼などで腕を撫でると、「えーっ!こんなのでいいの?」「これも鍼なんですか?」「気持ちいい」など好意的な反応にとても嬉しくなりました。その後、ティースプーンで行う“コロコロはり”を行うと、「へぇ~」と目からウロコのようでした。その後、足に胃経ラインを教えると、お子様の足を撫でたり服の上から撫でてあげたりと親子のニコニコとした光景が広がりました。「帰ったらやってあげるね」と我が子に話しかけているお母様の姿がとても嬉しかったです。
 ここで強く感じた事は、東洋医学や鍼に興味がある方が沢山いるのだなと感じました。それと同時に、興味はあるもののなかなか触れるきっかけがないのだなとも思いました。このような機会で鍼のおもしろさや気持ちの良さを知ってもらう事はとても大切な事であると感じました。
11:05-12:25小会議室で、はり体験コーナーと相談コーナーでは主に一か所のお悩みに対し、パイオネックスを2つ用いた鍼体験を実施致しました。この時間を終えた後も、希望者には12:25-14:00展示コーナーでもはり体験サービスを行い、トータル91人(女90人男1人)、お子様のご相談1件(祖母にあたる方から小学1年生の夜尿症のご相談)で、昨年実績70人の目標を上回る結果となりました。年代別は、20代9人(10%)、30代65人(71%)、40代16人(18%)、60代1人(ボランティア)。これは、ベビーカーの数とほぼ同数で、反省会で運営委員会やほかの団体からも喜びのお声を頂きました。
 気になる症状としましては、首・肩の凝りが8割近く、皆様、抱っこや授乳など小さなお子様を持つお母様ならではのお悩みでした。たった一か所で楽になったりするとビックリされたり、「面白い」と興味を持ってくださり、今度治療に行きたいというお母様も多く、鍼灸院への敷居も低くなったと思いす。私が感じるに、日頃一生懸命子育てに追われ自分を労わることがなかなかできないお母様方にとって、無料での体験ではありますが、労わってもらえたという事もとても幸せであったのではないかなと思いました。
 このようなイベントを通し、地域と連携し、情報交換を行い、鍼灸師として社会に貢献できたことは、とても成長させて頂いた、よい機会となりました。最近はテレビでも鍼灸の特集が組まれるなど、鍼灸に対する興味も益々多くなることと思います。
これからも地域活動に積極的に参加し、鍼灸師会の活動がより多くの方々に知って頂き、ご理解とご協力を頂ける努力をしていきたいと感じました。

                        報告  目黒支部  桑田歩美

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