目黒区鍼灸師会/公益社団法人東京都鍼灸師会目黒支部

2017年8月23日第3回認知症とツボ講座

2017年8月23日【第3回 認知症とツボ講座】

当会主催の講座を行いました。
時間:10:00-12:00
場所:目黒区下目黒住区センターレクレーションホール
講師:林真紀子、山本利護彦
参加者17名[男性6人:10代1、50代1、60歳以上3、不明1、女性10名:30代2、40代1、60歳以上6、未回収1)
前半は認知症キャラバンンメイトである林が認知症サポーター養成講座を、後半は全年齢向け「コロコロはり教室」を山本が行いました。
後半のコロコロはり講座では、スプーンを使った皮膚への刺激が“とても気持ちいい”と参加者の方がにっこり笑って下さった方が多く、「委中」へのツボの効果を少し驚きながら実感して下さり、「肩井」への貼る鍼の刺激では「こんなにスグわかって即効性があるのね」と身体の不思議と鍼への効果を実感していただきました。

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アンケートより
・この講座を受講して認知症に対する意識は変わりましたか?
 大きく変わった1、変わった6、あまり変わらない8
・これまで認知症と思われる人のことで困ったことがありましたか?
 ある8、ない7
感想:「座学だけでなく具体的な実践実技が学べて自分の身体を通して気持ち良さを体験出来て充実していた」
「サポーターキャラバンがどのような活動をしているか知れて良かった」
「説明がわかりやすく、誰でも簡単に出来るコロコロはりのことを学べて良かったです」
「夏休みという事もあり親子参加は微笑ましく思いました。子どもの頃から学ぶと将来も明るく心強い(知っているのと知らないのとでは全然違う)」
「実際に体験出来て良かったです。ありがとうございました」
「スプーンにこんな使い方があったんですね。サンプルたくさんありがとうございました。全体的にとてもためになる講座でした」

とても参加した方から好評いただきました。また来年度も実施したいと思います。

 

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認知症について「若い人に知って欲しい」というお声がたくさんあがっています。軽い認知症の場合、若い人たちから「ヘンな人」と思われたり、不快にさせてしまうのではないかという不安がご高齢の方々にあります。そこで今回、どなたの健康にも役に立つ東洋医学の知恵と認知症サポーター養成講座のコラボを企画しました。コロコロはり(優しいタッチの接触鍼を家庭で出来るようスプーンでアレンジした方法)とツボ押しで元気のコツを学ぶ講座です。

認知症サポーター養成講座を受講し、サポーターになることは特別なことをするわけではありません。「ちょっとおかしな人」「嫌な人」という印象を持つ方が、実は認知症かもしれません。そんな方をお見かけした時、適切な声のかけ方がわかるようになります。認知症の方が気持ちよく地域で暮らせるよう認知症を学び、認知症予防にも効果が期待できるコロコロはりとツボ押しで元気のコツを学ぶ講座です。

参加された方には、認知症サポーターの証であるオレンジリングとご自宅で使える「パッチ鍼」のサンプルを差し上げます。

対象:どなたでも(目黒区民の方を主な対象としていますが、それ以外の方でも歓迎です)。

後援:目黒区

講師:林 真紀子 氏

鍼灸師・健康運動指導士・りんご鍼灸院院長。「子どもを病気にしないオヤになろう」「親子に効くツボ」など子育て講座103回、親子スキンタッチ教室140回を経て、H25年11月「コロコロはり教室」考案。子育て講座の参加親子は2500組を超える。H26年目黒区より「技能功労者」表彰。H27年8月認知症キャラバンメイトになり10月「認知症サポーター養成講座&コロコロはり教室」主催。

講師:山本 利護彦 氏

鍼灸師・介護予防運動指導員・ケアマネージャー・シナプソロジー普及員・山本はりきゅう院院長

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